ヤングケアラー
2022-05-04
重要
「ヤングケアラー」という言葉をご存じですか?
家族の世話や介護などに追われる子どもたち「ヤングケアラー」は、中学生のおよそ17人に1人にのぼることが国の初めての実態調査で分かりました。
祖父母や親の介護、兄弟を保育園に送迎したり、家事を手伝ったり。家の手伝いのために友達と遊ぶ時間、クラブ活動する時間さえない子もいます。
なかには勉強の時間が取れないために学業をあきらめたり将来の進路を変えなければならないということもあります
子どもが家事や家族の世話をすることは、ごく普通のことだと思われる方もいるかもしれませんが、子どもには生きる権利、育つ権利、守られる権利、参加する権利があります
「子どもとしての時間」は生きていく中で、とても大事な時間だと思います。
まわりの人が気付き、声をかけ、手を差し伸べることで、「子どもが子どもでいられる」時間を作ることが子どもの人生にも大きく影響すると思います
それはきっと、すべての人が幸せに暮らせる社会をつくる一歩にもなるはずです。
私達の団体でもヤングケアラーの支援を行っていますが
活動費は多くが個人の方や企業の方からの寄付に頼っているのが現状です。
未来ある子ども達のために温かいご支援をお願いいたします。